AMGHDの川崎ハウジングへのM&A実施

M&A
たくジム
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AGMHDは、熊本で戸建て分譲をする川崎ハウジングを買収し、事業規模拡大を狙っています。

AMGホールディングス株式会社(8891)は、2022年8月8日のIR発表で、株式会社川﨑ハウジング(熊本県熊本市)および株式会社ハウメンテ(熊本県熊本市)の全株式を取得し、子会社化することを報告しています。

AMGHDは、愛知県名古屋市に本社があり、建設・不動産関連の10個のサービスを展開する企業です。具体的には分譲マンション、分譲戸建て、商業施設建築、土木、不動産賃貸・管理などを行っています。

川崎ハウジングは、熊本県熊本市に本社があり、戸建て分譲を行っています。また関連会社のハウメンテでは、不動産の売買、管理などを行っています。

本ブログでは、公表された資料から、当該M&Aについて見ていきます。

AMGホールディングス株式会社
AMGホールディングス株式会社の公式サイトです。建設関連グループ会社として、会社概要やIR情報、ニュースなどさまざまな情報を提供しています。

AMG Holdings Co., Ltd. (8891) announced its IR report on 2022/08/08. AMG acquires the stock about Kawasaki Housing Co, which sells detached houses in Kumamoto City. AMG develops 10 services related to construction and real estate. AMG aims to expand its business scale by acquiring Kawasaki Housing. I report about the M&A from the contents of the announced IR report.

本M&Aの目的は、業務拡大

本資料によると、「川﨑ハウジングは、熊本県 熊本市に 本店、 福岡県久留米市、三重県津市及び四日市市に支店を置く戸建分譲会社で、1989年の創業以来30年以上の社歴を有しております。長年にわたって培った地場の協力会社や施工技術者と強固な  関係性を構築していること  により、用地仕入れから短期間での建築、早期販売へと繋げることで高利益率を維持することを可能にしております。また、ハウメンテは川﨑ハウジングが販売した戸建住宅のアフターサービスを行っており、両社で企画・建築・販売・アフターサービスまで一貫したサービスを提供しております。」とあります。川崎ハウジングは、地域密着型の分譲戸建てを行っていることがわかります。

また本資料によると、AMGについて、「当社グループは、当社及び連結子会社6社で構成されており、分譲マンション事業、注文建築事業、戸建分譲事業等を展開しております。」とあります。AMGも建築・不動産関係で業務を行っていることがわかります。

川崎ハウジングは熊本を中心に、AMGは、名古屋を中心に事業を行っていることから、それぞれの地域でのカニバリズムが発生していないM&Aになることがわかります。業務内容が重複していることから、シナジー効果が出やすいものと考えられます。

本M&Aは、純資産額ベースで3割超の取得になり本体への影響が大きい

川崎ハウジングは、2020年10月1日に川崎ハウジング中部を吸収合併しているためとあり、合算ベースの財務(IR資料に掲載)を見ていきます。総資産が、2019年に9,968百万円、2020年に9,566百万円、2021年に9,751百万円となっています。売上高が、2019年に7,930百万円、2020年に9,566百万円、2021年に8,552百万円と増加傾向を示しています。当期純利益が、2019年に116百万円、2020年に250百万円、2021年に341百万円と増加しています。取得価格は、関連費用含めた合計で2,703百万円となっており、類似業種比較法をディスカウントして計算したとあります。

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