エストラストの建和住宅へのM&A実施

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たくジム
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エストラストは、建和住宅を買収し、シナジー効果を狙っています

株式会社エストラスト(3280)は、2023年1月16日のIR発表で、建和住宅株式会社の全株式を取得し、シナジー効果を狙うことを報告しています。エストラストは、山口県下関市に本社があり、分譲マンション事業などを行っています。建和住宅は、山口県下関市に本社があり、注文住宅の建築・販売を行っています。エストラストは、建和住宅を買収し、シナジー効果を狙っています。本ブログでは、公表された資料から、当該M&Aについて見ていきます。

株式会社エス トラスト
株式会社エス トラストの公式サイトです。株式会社エス トラストは、「オーヴィジョン」マンション、分譲戸建「オーヴィジョンホーム」をはじめとした、さまざまな「住」関連サービスを展開する総合不動産企業です。

Strust Co., Ltd. (3280) announced its IR report on 2023/01/16, Strust acquires shares of Kenwa Housing Co., Ltd. Strust is headquartered in Shimonoseki City, Yamaguchi Prefecture, and is engaged in condominium business. Kenwa Housing is headquartered in Shimonoseki City, Yamaguchi Prefecture, and builds and sells custom-built homes. Strust aims for synergies. I report about the M&A from the contents of the announced IR report.

本M&Aの目的は、シナジー

本資料によると、「このたび子会社化する建和住宅は、山口県内を中心に戸建住宅の販売を行っております。経営理念にもあります、「からだにやさしく、こころに暖かい住まい環境を提案し続け、お客様のより豊かで楽しいライフスタイルの実現をお手伝いする」を西日本、ひいては全国に「Kenwa Style」として広げて行きたいという同社を子会社化することで、当社戸建事業とのシナジー効果及びより多くのお客様のご要望にお応えすることができると考え、本件株式取得を決定いたしました。」とあります。エストラストは、マンションの分譲をメインで行っている会社です。特に山口県やその周辺の都市を中心とした事業展開を行っています。マンションは、販売後においてもアフターメンテナンスなどが必要であり、地域での信頼や管理に関するネットワークが非常に重要となってきます。また、建和住宅も、山口県で戸建て住宅をメインで行っている会社です。マンション事業と戸建て事業は、個人相手のビジネスであり、営業先が重複しており、シナジー効果が狙い安いといえます。また、建物建設ということで、商品づくりの点でノウハウの共有が可能です。また、マンションと戸建ては、事業回収期間が異なることから、うまく組み合わせることで、事業の安定性が高まります。

本M&Aは、エストラスト全体に対する影響は軽微となっている

建和住宅は、2020年6月には純資産161,377千円、総資産1,130,543千円、売上高1,118,452千円、営業利益2,575千円、当期純利益1,855千円となっています。2021年6月には、純資産192,368千円、総資産1,255,720千円、売上高1,448,001千円、営業利益47,853千円、当期純利益30,991千円となっています。2022年6月には、純資産246,986千円、総資産1,422,182千円、売上高1,407,571千円、営業利益65,855千円、当期純利益54,617千円となっています。エストラストの売上高を見ると、2022年2月に16,035百万円であることから、エストラスト全体への影響は軽微といえます。

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