ジョルダンのエアーズへのM&A実施

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たくジム
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ジョルダンは、エアーズを買収し、事業の多角化を狙っています

ジョルダン株式会社(3710)は、2022年12月05日のIR発表で、株式会社エアーズ(東京都新宿区)の株式を取得し、事業の多角化をすることを報告しています。ジョルダンは、東京都新宿区に本社があり乗換案内などの鉄道経路探索ソフトの開発・販売や、それに付随するサービス提供をしています。エアーズは、東京都新宿区に本社があり、ドローン事業(パイロット育成・ドローンサービス・機体ソフトウエア販売)を展開しています。ジョルダンは、エアーズを買収し、事業の多角化を狙っています。本ブログでは、公表された資料から、当該M&Aについて見ていきます。

ジョルダン株式会社:企業・IR情報
ジョルダン株式会社の会社案内、IR情報、ニュースリリース、アクセスマップなど会社情報に関する情報を掲載しています。

Jordan Co., Ltd. (3710) announced its IR report on 2022/12/05, Jordan acquires shares of Airds Co., Ltd. Jordan is headquartered in Shinagawa-ku, Tokyo, and develops railway route search software. Airds is headquartered in Shinjuku-ku, Tokyo, develops a drone business (pilot training, drone services, aircraft software sales). Jordan aims to diversify its business. I report about the M&A from the contents of the announced IR report.

本M&Aの目的は、事業の多角化

本資料によると、「当社グループにおきましては、「乗換案内」及びMaaS の事業展開を進める中で地方自治体等との関係が構築されていることから、今回の株式の取得(子会社化)により、株式会社エアーズの地方自治体等向けソリューションを当社グループのソリューションとパッケージ化して提供することが可能になります。また、ドローンによる映像撮影等に関連し、当社グループが進めるインバウンドを含む観光関連の事業強化にもつながることが想定されます。加えて、ハードウエア関連の事業への進出を加速する意味で、当社グループの経営戦略にも大きく資するものと考えております。上記により、当社グループの事業領域の拡大を図り、企業価値向上を目指してまいります。」とあります。ジョルダンの売上は、乗換案内事業が約9割を占めております。乗換案内は、個人の検索や法人の経費精算などで幅広くニーズがある内容ですが、競合他社も多く、情報自体に差別化要素が少ないのが特徴です。すでに事業の寡占は獲得できているため、ジョルダンがこれ以上の事業拡大をするには、様々な関連ビジネスを展開していく必要があります。エアーズは、国産ドローンの製造販売、スクールの運営をすることで、ドローンビジネスを幅広く展開しています。本M&Aは、ジョルダンの事業の多角化の1つとして行われたと思われます。

本M&Aは、ジョルダン全体に対する影響は軽微となっている

エアーズは、2020年3月には純資産42百万円、総資産75百万円、売上高0百万円、営業利益0百万円、経常利益0百万円となっています。2021年3月には、純資産44百万円、総資産72百万円、売上高155百万円、営業利益11百万円、経常利益11百万円となっています。2022年3月には、純資産118百万円、総資産177百万円、売上高277百万円、営業利益15百万円、経常利益15百万円となっています。ジョルダンの売上高を見ると、2022年9月に2,651百万円、経常利益が196百万円であることから、ジョルダン全体への影響は軽微といえます。

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