
インヴィンシブル投資法人は、ホテル運営におけるESG活動の推進をしています。
インヴィンシブル投資法人は、2022/6決算を2022/08/25に公表しました。サマリーを見ると、ホテルが通常の賃料の58%にとどまっていることを公表しています。2022年1月に6物件の住宅を売却し、譲渡益を計上しています。当期純利益は、1,051百万円となり、1口当たり分配金が166円になりました。今後は、物件の売却がなくても黒字となる見込みです。本ブログでは、公表された決算の内容から、当該リートについて見ていきます。
Invincible Investment Corporation announced its 2022/6 financial results on 2022/08/25. Looking at the summary, the hotel income is only 58% of its normal rent. In 2022/01, the REIT sold 6 residences for 4,450 million yen and gained the profit of 1,468 million yen on transfer. Net income was 1,051 million yen and distribution per unit was 166 yen. In the future, it is expected to be profitable even without the sale of properties. I report about the REIT from the contents of the announced financial results.
不動産の売却により分配金を確保
運用実績を見ると、2022年6月の営業収益が7,680百万円、NOIが4,936百万円、営業利益が2,114百万円、当期純利益が1,015百万円で、1口当たり分配金が166円となりました。営業収益のうち、6棟の共同住宅を売却したことにより1,468百万円であることから、不動産売却益で分配金を創出したことがわかります。営業収益は、コロナが発生した2020年以降不調であり、今期においてもその状況が続いています。今期の国内ホテルのADRが7,504円、RevPARが4,614円であり、前期のADR6,940円、RevPAR2,472円より回復が見られますが、コロナ前の2019年と比較すると大きく下回っています。今後においては、行政による行動制限が寛容化していくこと、ワクチン接種率が高まることなどで、回復を期待している。
ホテルの需要を喚起する施策が展開されている
本リートが保有する、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルでは、「旅行が厳しい状況でも旅行気分が味わえる企画」として、2~3月に「オーストラリアフェア」、6~8月に「ハワイフェア」などを企画しています。ウエディングにおいては、「プロジェクションマッピング」等の新しいパフォーマンスを取り入れ、ウエディングの魅力を高めています。また、フライトシミュレーターとキャビンモックアップを導入し、宿泊プランの1つとして企画するなどしています。ホテル自体の稼働が低い中、アイディアを出して、顧客を呼び込む企画をすることは、稼働率の回復につながる施策として期待されます。
ホテルならではのESG施策を積極的に実施
本投資法人は、ホテル間で、「清掃カート」や「ハンガー」や「脚立」等、必要資材のマッチングを行っています。これらのマッチングにより、無駄な道具の購入を抑えることで、運用コストの低減や環境活動の推進につなげています。またビュッフェは、開始直後は「大皿で提供」、終了間際は、「小皿で提供」など、運用を工夫することでフードロスにつなげています。



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