
エネオスは、水素ガスの供給を東京オリンピックで行い、ESGに力を入れています
エネオスは、自社のESGやSDGs等の取組を、「ESGデータブック」としてまとめています。エネオスは、ブランド総合研究所が公表する「企業版SDGs調査2021」において、「SDGsの取り組みの評価が高い企業ランキング」の7位となっており、ESGやSDGs等の取り組みが活発となっています。今回は、エネオスの「ESGデータブック2021」を見て、どのような具体的な取り組みが行われているか確認します。
東京オリンピックの聖火は、水素ガスが利用されていた
エネオスは、「東京オリンピックの聖火」の水素エネルギーの供給を行っていました。東京オリンピックは、環境にやさしいオリンピックというコンセプトから、各所で環境への配慮が行われていました。オリンピックの聖火も、水素ガスを使うことで、燃焼しても二酸化炭素が出ないということで、地球環境に配慮がされていました。また、会場にかかる自動車も水素自動車などが利用され、環境に配慮がされていました。このような活動は東京オリンピックの中で多数報道された結果、エネオスが水素ガスに力を入れていることが認知されました。
使用エネルギーの分、環境対応し、カーボンニュートラルを目指す
エネオスは、「石油」「石油開発」「銅」という3つの経営資源が主であり、どうしてもエネルギー消費は避けられない。この点、環境ビジョン(2040年度)を見ると、技術革新や低コスト化した再生可能エネルギーやCO2フリー水素などを使うことで、カーボンニュートラル(排出した分を、削減すること)を目指すとしています。
水素ガスの供給は、蓄電池より汎用性が高い
現在の自動車の技術的な推進においては、「バッテリーで動く電気自動車」というところに力点が置かれていると考えられます。今後、水素が供給されるようになると、「水素による燃料電池で動く電気自動車」にとって代わる可能性があるといえます。
水素ガスは、「ガス管」を敷設すれば、圧力により、低コストで長距離の運搬が可能です。また電力は、送電線で運搬する間に欠損などがあるが、ガスは漏れることが無ければ、ほとんど送達することが可能です。
また、ガスはためておくことが出来る点でちゃんとためてけば、長期間でも保存が可能である。バッテリーなどは、放電の関係で、充電回数や効率があるため、水素ガスのようにためておくことはできません。
このように考えると、水素ガスの汎用性は高く、現在「バッテリー自動車」が注目を浴びているが、「水素ガス供給」というスタイルも、将来的に必ず浸透してくると考えられます。
このようなことを踏まえると、エネオスが水素ガスに力を入れることは、ESGの取組を推進することが、ビジネス環境の変化への対応につながっている事例になっているといえます。



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